![]() Ureter redressing device
专利摘要:
公开号:WO1989002281A1 申请号:PCT/JP1988/000954 申请日:1988-09-21 公开日:1989-03-23 发明作者:Kenichi Yasuda 申请人:Terumo Kabushiki Kaisha; IPC主号:A61F2-00
专利说明:
[0001] 明 細 書 [0002] 尿 管 矯 正 具 [0003] 技 術 分 野 [0004] この発明は尿管内に挿入して尿管の蛇行を物理的に矯正する ための尿管矯正具に関する。 [0005] 背 景 技 術 [0006] 患者の尿管が蛇行している場合に、 これを矯正する治療が 行われる。 尿管の蛇行自体は、 尿通過障害を除いて、 直接生 理的な問題になることはほとんど無いが、 尿管が著る L く蛇 行していると、 尿路結石などの基礎疾患の治療が困難になる。 このため、 尿管矯正具を患者の尿管に挿入して蛇行を矯正す る必要がある。 [0007] 従来の尿管矯正具は、 金属製のスタイ レツ 卜を尿管カテー テル体に通すことにより、 カテーテル体を所望の直線的な形 状にすると共に、 これに剛性を持たせている。 [0008] しかしがら従来の尿管矯正具においては、 金属製のスタイ レツ トによりカテーテル体に剛性を持たせているので、 揷入 時に矯正具により尿路を過度に圧迫したり、 尿管を傷付けて しまうという問題点がある。 [0009] この発明はかかる事情に鑑みてなされたものであって、 揷 入時において圧迫感がなく 、 尿管を損傷することがない尿管 矯正具を提供することを目的とする。 [0010] 発 明 の 開 示 [0011] 近時、 ある温度域に加熱されると、 加熱前の形状に拘らず、 その温度域で予め加工されていた所望の形状が再現されると いう形状記憶効果を有する合金が、 各分野で流用されつつあ る。 この所謂形状記憶合金は、 マルテンサイ ト変態の可逆性 を応用したもので、 例えば、 その代表的なものにニッケルチ タン合金がある。 ニッゲルチタン合金は生体との適合性も良 好であるため、 医療分野においても今後益々その利用促進が 期待されている。 また、 一方では、 形状記憶効果を有する形 状記億樹脂が実用化されており、 医療分野での応用が進みつ つある。 発明者らは、 これらの点に着目し、 揷入感等に不満 のあった従来の尿管矯正具を改良するために、 尿管矯正具に 形状記憶合金および形状記憶樹脂を利用するための実験を繰 返し、 本発明を完成させるに至った。 [0012] すなわち、 この発明は生体の尿管に揷入して尿管の蛇行を 矯正するための尿管矯正具であって、 棒状弾性体からなる力 テ一テル体と、 このカテーテル体にその長手方向に沿つて埋 設され、 所定温度域に加熱されたとき所定の形状を再現する 形状記憶部材と、 該形状記憶部材を加温する加温手段と、 を 有することを特徴とする尿管矯正具を提供するものである。 [0013] この発明に係る尿管矯正具においては、 カテーテル体に埋 設された形状記憶部材が、 揷入時にはカテーテル体に追従し て柔軟に変形し、 加温時には所望の形状に剛性的に変形する, すなわち、 尿管に矯正具を揷入する際には、 カテーテル体と 共に形状記憶部材が弾性変形するので、 蛇行した尿管に沿つ て柔軟に移行し矯正具を尿管内に導入することができる矯正 具の先端が腎盂に到達した後に形状記憶部材を加温すると、 形状記憶部材の相が変態して形状記憶部材が所望の形状に変 形する。 この形状記憶部材の変形に伴いカテーテル体が尿管 の弾力に抗して変形し、 尿管の蛇行を矯正するような所望の 形状が再現される。 そして、 この状態を所定時間保持した後 に、 加温を止めて形状記億部材を冷却し、 ついで矯正具を尿 管から引抜く。 [0014] なお、 カテーテル体の可変性を良くするため、 カテーテル 体内部に、 好ま しく はカテーテルの腹側 (即ち、 カテーテル 体が弯曲するときその内側) に近づけて、 その長手方向に沿 つて空満を設けてもよい。 さらにカテーテル体 先端部分が 弯曲し易いように、 その部分に複数個の側孔を設けるように してもよい。 また、 このような空洞や側孔の代りに腹側に窪 みを複数個形成してもよい。 また、 形状記憶部材が形状記憶 合金又は形状記憶樹脂からなることが好ま しい。 更に、 形状 記憶部材が形状記憶合金からなる場合に、 加温手段が通電手 段であることが好ま しい。 さ らに、 形状記憶部材の温度を検 出するため、 温度センサを形状記憶部材の近傍に埋設してお いてもよい。 なお、 本発明においては、 形状記憶部材と して 二方向性のもののほか、 一方向性のものも使用し得る。 [0015] 図面の簡単な説明 [0016] 第 1図はこの発明の第 1の実施例に係る尿管矯正具を示す 模式図、 第 2図及び第 3図はそれぞれ第 1の実施例の尿管矯 正具の Π— Π線、 m - IE線に沿う横断面図、 第 4図及び第 5 図は尿管に挿入された状態の尿管矯正具を示す模式図、 第 6 図は好発明の第 2の実施例に係る尿管矯正具を示す模式図で める。 発明を実施するための最良の形態 以下、 添付の図面を参照してこの発明の実施例について具 体的に説明する。 [0017] 第 1図はこの発明の第 1の実施例に係る尿管矯正具を示す 模式図、 第 2図および第 3図は第 1の実施例の尿管矯正具の 横断面図、 第 4図及び第 5図は尿管に揷入された状態の尿管 矯正具を示す模式図である。 尿管矯正具の主要部をなすカテ 一テル体 1 は、 棒状をなし、 柔軟性、 熱安定性並びに撥水性 を有する弾性材料、 例えばシリコーンゴムでつく られている。 カテーテル体 1の先端部近傍の腹側には複数の側孔 8が力テ 一テル体 1の長手方向に沿って形成され、 先端部 9が腹側に 曲がり易いようにつく られている。 形状記憶合金線 2.がカテ 一テル体 1の長手方向に沿つて力テーテル体 1の背側 (カテ 一テル体 1が弯曲するとき、 その外側) にその先端近傍まで 埋設されている。 この形状記憶合金線 1は、 例えば形状記憶 合金としてのニッケルチタン合金の細線でつく られており、 通常の体温以下の温度では柔軟性を有しているが、 例えば、 3 7乃至 4 2 °Cの温度範囲に加熱されると、 その相がマルテ ンサイ ト変態して、 尿管に好ま しい所望の疑似直線形状に変 形すると共にその先端近傍がカテーテル体 1の腹側に曲がる ように形状記憶効果を持たせてある。 また、 形状記憶合金線 2の両端は、 リード線 3 , 4を介して直流の電源装置 6に接 続されている。 電源装置 6にはスィ ッチ 5が設けられている。 [0018] 第 2図に示すように、 形状記憶合金線 2及びリード線 3は、 力テ一テル体 1の背側に埋設されている。 一方、 カテーテル 内腔 7がカテーテル体 1 内の腹側にカテーテル体 1の長手方 向の全長に亘って形成されており、 カテーテル体 1が腹側に 曲がり易いように構成されてる。 [0019] 次に、 この第 1の実施例の動作について説明する。 カテー テル体 1を尿管 1 1 に揷入すると、 第 4図に示すようになる < すなわち、 図示しない尿道から力テ一テル体 1を所定長だけ 揷入すると、 カテーテル体 1の先端部 9は膀胱 1 0及び尿管 1 1を ¾次通過して腎臓 I 2の腎盂 1 3に到達する。 .このと き、 尿管 1 1が蛇行しているが、 形状記'谙合金線 2は柔軟性 を有しているので、 尿管 1 1を傷付けることなく、 尿管 1 1 に沿つて弾性変形し、 図示の如く に蛇行した尿管 1 1 内に力 テ一テル体 1が納まる。 [0020] 次いで、 電源装置 6のスィ ッチ 5を閉じ、 形状記憶合金線 2に通電して 3 7乃至 4 2での範囲に加熱する。 これにより 合金線 2金属組織がマルテンサイ 卜相に変態し、 尿管 1 1の 弾力に杭して剛性を発現し、 第 5図に示すように、 力テ一テ ル体 1が変形する。 すなわち、 カテーテル 1 1の全体が所望 の疑似直線状に変形すると共に、 その先端部 9がカテーテル 体 1 の腹側にループ状に曲がり、 これが腎盂 1 3の出口に引 掛り、 通電時のカテーテル体 1が尿管 1 1から脱落すること が阻止される。 通電状態を所定時間だけ保持した後に、 スィ ツチ 5を開いて通電を停止し、 合金線 2の温度を 3 7 C以下 に低下させ、 カテーテル体 1 1 の柔軟性を回復させ、 これを 引抜く。 [0021] 上記第 1の実施例によれ 、..矯正時に力テ一テル体 1の先 端部 9をループ状に変形させるので、 カテーテル体 1が尿管 1 1から脱落することなく、 尿管 1 1の弾力に抗して尿管 1 1 の蛇行を矯正することができる。 [0022] 第 6図はこの発明の第 2の実施例に係る尿管矯正具を示す 模式図である。 この第 2の実施例は、 前述の第 1の実施例の 尿管矯正具に、 更に温度センサを設け、 形状記憶合金線の加 熱を精密に制御しょうとするものである。 なお、 本実施例と 第 1 の実施例との構成が重複する部分については説明を省略 する。 形状記憶合金線 2がカテーテル体 2 0に埋設され、 ま た、 この合金線 2の一部に接するように温度センサ 1 4が力 テーテル体 2 0に埋設されている。 温度センサ 1 4は、 リー ド線 1 5, 1 6を介して電源装置 1 9の電流制御回路 1 7の 入力側に接続されている。 この電流制御回路 1 7の出力側は、 形状記憶合金線 2に電気を供給するためのリー ド線 3 , 4に 接続されており、 温度センサ 1 4により検出温度に基づき合 金線 2への供辁電流が適正範囲に制御されるようになつてい このように構成された尿管矯正具により尿管の蛇行を矯正 する場合は、 カテーテル体 2 0を尿管に揷入し、 その先端部 が腎盂に到達した後に、 スィ ッチ 1 8を閉じ、 合金線 2に通 電する。 これにより合金線 2が発熱して変形するが、 温度セ ンサ 1 4により合金線 2の温度を検出し、 これに基づき供給 電流を制御するので、 合金線 2の温度が一層精密に所望の 3 7乃至 4 2での範囲に保持される。 [0023] 上記第 2の実施例によれば、 形状記憶合金線 2の加熱温度 を精密に制御するので、 通電中のカテーテル体 1 の剛性を安 定に保持し続ける こ とができる。 [0024] なお、 上記実施例では、 形状記憶部材にニッケルチタ ン合 金を採用したが、 これに限らず他の形状記憶合金又は形状記 億榭脂を用いても同様の効果を得る こ とができる。 例えば、 形状記憶樹脂と しては、 エチレンと シク ロペンタジユ ンから ディ ルス · アルダール反応により、 ノルポルネン ♦ モノマ一 を開環重合して得られるポリマ一 ( 「ノ一ソ レッ クス」 ; 日 本ゼォン株式会社製品の登録商標) 等を採用する こ とができ る。 この場合に、 形状記憶樹脂の加温手段と しては、 カテー テル内腔 7に記憶形状復帰温度より高い温度の液体、 例えば、 生理食塩水を通流させる手段を用いる。 温水通流によって形 状記憶樹脂を所定温度に加温し、 所望形状に変形させ、 尿管 の弾力に抗して蛇行を矯正するこ とができる。 [0025] 形状記憶部材と して、 上記実施例の二方向性のものに限ら ず、 一方向性のものであってもよい。 即ち、 記憶形状がほぼ 直線状のものと し、 先端が腎盂等に引掛るよ う弯曲変形しな いものでよければ、 変形後そのまま引き抜く こ とができる力、 ら一方向性形状記憶部材であつても差支えない。 [0026] また、 上記実施例では、 力テ一テル体にシリ コーンゴムを 採用したが、 これに限らず熱安定性及び撥水性を有するネオ プレン等の他の弾性体を用いても同様の効果を得る ことがで きる。 カテーテル体内の内腔 7は上記実施例に限らず、 カテ —テル体 1 の先端部で閉じていてもよい。 又、 側孔 8は第 3 図に示す如く 内腔 7に連適していな く てもよ く 、 又、 カテー テル体 1の弯曲を容易にする手段として、 カテーテル体 1内 に内腔 7又は側孔8を設けずにカテーテル体 1の先端部腹側 に複数の窪みを連設させてもよい。 [0027] この発明によれば、 揷入時には形状記憶部材が低温相状態 にあるので、 柔軟性を保持したまま矯正具で尿管を圧迫する ことなく挿入することができる。 一方、 矯正時には加温によ り形状記憶部材が高温相状態になり、 所望の形状に変形し、 尿管の弾力に抗して剛性を発現する。 このため、 揷入時にお いて圧迫感がなく、 尿管を損傷することがない尿管矯正具を 提供することができる。 [0028] 産業上の利用可能性 [0029] 以上のように、 本発明に係わる尿管矯正具は患者の尿管が 蛇行している場合に、 これを物理的に矯正する治療に利用さ れる。
权利要求:
Claims請 求 の 範 囲 1 . 生体の尿管に挿入して尿管の蛇行を矯正するための尿管 矯正具であって、 棒状弾性体からなるカテーテル体と、 この カテーテル体にその長手方向に沿って埋設され、 所定温度域 に加熱されたとき所定の形状を再現する形状記憶部材と、 該 形状記憶部材を加温する加温手段と、 を有することを特徴と する尿管矯正具 2 . カテーテル体が内部にその長手方向に沿う空洞を有す ることを特徴とする請求の範囲第 1項に記載の尿管矯正具。 3 . 形状記憶部材がカテーテルの背側に、 上記空洞がカテ 一テルの腹側にそれぞれ片寄って形成されている請求の範囲 第 2項に記載の尿管矯正具。 4 . カテーテル体が先端部分の腹側に複数個の側孔が穿設 されている請求の範囲第 2項に記載の尿管矯正具。 5 . カテーテル体が先端部分の腹側に複数個の窪みが形成 されている請求の範囲第 1項記載の尿管矯正具。 6 . 形状記憶部材が形状記憶合金からなることを特徴とす る請求の範囲第 1項に記載の尿管矯正具。 7 . 形状記憶部材が形状記憶樹脂からなることを特徴とす る請求の範囲第 1項に記載の尿管矯正具。 8 . 加温手段が通電手段であることを特徴とする請求の範囲 第 6項に記載の尿管矯正具。 9 . 形状記憶部材の温度を検出するための温度センサが力 テーテル体に埋設されている請求の範囲第 1項に記載の尿管 矯正具。
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同族专利:
公开号 | 公开日 DE3886056T2|1994-05-05| JPS6480367A|1989-03-27| US5078684A|1992-01-07| EP0418381B1|1993-12-01| DE3886056D1|1994-01-13| EP0418381A4|1991-05-22| EP0418381A1|1991-03-27| JPH0510938B2|1993-02-12|
引用文献:
公开号 | 申请日 | 公开日 | 申请人 | 专利标题
法律状态:
1989-03-23| AK| Designated states|Kind code of ref document: A1 Designated state(s): US | 1989-03-23| AL| Designated countries for regional patents|Kind code of ref document: A1 Designated state(s): BE DE FR GB IT NL SE | 1990-01-30| WWE| Wipo information: entry into national phase|Ref document number: 1988908345 Country of ref document: EP | 1991-03-27| WWP| Wipo information: published in national office|Ref document number: 1988908345 Country of ref document: EP | 1993-12-01| WWG| Wipo information: grant in national office|Ref document number: 1988908345 Country of ref document: EP |
优先权:
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申请号 | 申请日 | 专利标题 JP62236773A|JPH0510938B2|1987-09-21|1987-09-21|| JP62/236773||1987-09-21||DE88908345T| DE3886056T2|1987-09-21|1988-09-21|Vorrichtung zum geraderichten vom ureter.| 相关专利
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